2007年04月18日

最近のタイ・バーツ高

最近のタイ・バーツ高はどうなっちゃってるのでしょうか!?

私がバンコクに赴任した2000年当時は、一時1バーツ=2.5円なんて
いう時もありましたが、その後2005年9月頃までは、ずっと2.8円くらい
で安定していました。

05年10月頃からじわじわと上がり始め、'06年始めには3円になり、
その年の暮れには3.4円まで急上昇です。

現在(2007年4月)は3.7円!!ですよ(泣)。

旅行者や、日本の年金でロングステイされている人たちは大変です
よね。

このバーツ高の原因について、識者のコメントを参考にされて下さい。

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株や為替は、現状ではなく数ヶ月先の動きを先取りするものである、
と言われますが、今回のバーツ高は不思議な現象ですね。

タイの実態経済が良好な時(2003〜2004年頃)は、円・バーツの動き
に変化はありませんでした。
ところが、原油価格が高騰し、タイのインフレが酷くなり、タイの経済
が悪化してくると、円安・バーツ高になってきました。

タイは東洋のデトロイトとして、世界への自動車の輸出基地として、
大きな期待がかかっていますが、お膝元のタイ国内の自動車販売
台数は、このところ前年比20%減少して、ブレーキがかかっています。

今回のバーツ高のヒストリーを調べてみると、次のようなことが判明
しました。

タイの政策金利は、1997年のバーツ暴落に伴う銀行の不良債権処理
のために、日本同様、低金利でした。
ところが、原油価格高騰によるインフレ抑止のために、タイ中銀は
金利引上げを始めました。
2004年8月、1.25%だった金利が、その後10数回の引上げが行われ、
2006年6月には5.0%と、約5倍に引き上げられたのです。

バーツ相場は、タイの金利引上げと比例するように、円安・バーツ高
になりました。
2004年末、10000円=3745Bだったものが、2005年末には3484B、
2006年末には2933Bまで急激に上昇しました。

金利が安い日本円を調達して、金利が高いタイバーツで運用する、
円キャリートレードのように、マーケットには、実需ではなく、かなり
の投機資金も海外から入り込んでいるようです。

日本経済が好調を維持して、今後、金利引上げが行われ、反対に、
輸出産業を中心に、バーツ高によって悪化したタイ経済を刺激する為
に、金利引下げの動きが出れば、過大に評価されたバーツが投機筋
の資金引き上げによって、一時的に暴落する恐れも出てきました。

しかし、1997年のバーツ暴落前のバーツ程には、過大評価はされて
いないので、97年当時のように、バーツが半分になるようなことは無
いでしょう。


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tama7505 at 23:09 │Comments (0)TrackBack (0)clip!タイ経済  

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